森の風

「有限会社 在宅支援チーム フォーレスト」のブログです。
訪問看護(含訪問リハビリ)、福祉用具貸与、自助具作成支援通所介護・・・といった当社での活動記録を掲載しております。

※掲載されている写真は、個人情報保護法に基づき許可を得て掲載されています。


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やっと…
震災から3か月以上経過しました。
津波で壊れてしまった自宅を修理し、ずっと避難生活を送っていた利用者さんがようやくご自宅に戻られました。

先日震災後初めて訪問に伺った際に一目で痩せたとわかり、3か月間の避難生活がどれだけ大変だったか考えさせられました……。

長い避難生活で身体が動かなくなった…近所の人達はまだ誰も戻って来ず…もちろん近くのお店は開いていない。

自宅に帰って来られて良かったと喜ぶヒマもなく次々と出てくる問題。
まだまだ不安な生活を送られています〓

少しずつ、少しずつ以前の生活に近づけるようにしましょうね。私も全力でお手伝いしますね〓〓
| - | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
在宅酸素療法を思う・・・・・
 在宅酸素療法は今日の在宅医療において一番普及している在宅療法だと言えます。

疾病による呼吸機能の低下を改善するという目的は大前提になりますが、例えば病院から自宅、自宅から戸外へといった生活スタイルを変える要素も十分兼ね備えていると言えます。私共のお客様にも当然の事ながら当療法の管理を目的に訪問している方々は少なくありません。私の担当者においても数名おりますが使用している機器の違いで多少私の受ける印象に違いがあります。


 まず酸素濃縮装置これは今日では最も一般的なものであり部屋の酸素を機械に取り入れ酸素だけを供給するという方式で電気を用いる事から当然停電時には使用できません。そこをどう考えるかが大きな印象の違いでした。当然緊急用として酸素ボンベを携帯する事は常識ではありますが、はたしてそれだけで災害時の安心材料になるものだろうかましてや避難となった場合ボンベを持っていかなければならない等不安はつのります・・・・・


 一方で液体酸素装置これは液体酸素を気体に変え酸素供給する方式であり電力を用いない方法であります当然停電時でもいきなり停止することはありません。ある意味これが最大の安心材料のような気がしてなりません。当然ながら携帯用としての子機もあり親機に接続し充填する方式で子機自体もコンパクトでポシェットのように肩からぶら下げることが可能ですその為行動範囲も広くなります。すなわち避難を想定した場合はボンベを持っているよりははるかに容易になると考えられます・・・・・


 決してどちらが良いとか悪いとかといった単純な話ではもちろんないのですがどのようにして安心、安全を確立すればいいのか在宅医療に携わる者として特に震災後、命題となっています。

 


まだまだ確かな明日作戦は遂行中です・・・・・

 

T

 

| - | 15:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
吸引器
 

当社ではこの度の震災に伴い電気を用いない吸引器を推奨しております。

推奨するにあたり足踏み式と手動式の2種類の吸引器をモニターしてみました。

まず前者は文字通り足踏み式なので少々・・・・いや結構な足の力を要する。

しかも吸引ポンプが思った以上に硬い・・・・これでは高齢者が使えるだろうか?

私達も実際試してみたが・・・・・第一声が「かた〜い」「足の裏がいた〜い」

との事で緊急時はどうかな〜・・・ との見解。

 
次に後者については手動式ということで比較的小さく吸引ポンプ自体が柔らかく使いやすい、ちょうど血圧計のポンプを想像してみればイメージがわくはずです。

実際に試してみた結果は2、3回吸引ポンプを揉むだけで結構な吸引力これなら使える。

それに加えて安価で購入できる。

ただ吸引瓶がやや小さめではあるがこれはあくまでも緊急用としての用途である事から仕方がないことではある。

とにもかくにも私達は今看護、リハ、通所、居宅、事業所をあげて手動吸引器の必要者のリストアップを実施しております。そして看護師が直接指導にあたることで安心、安全を明確にしようとしています。当然の事ではありますが当社以外のお客様、難病の患者会、家族会についても同義に考えております。


                       
確かな明日のために・・・・・・

                                     T

| 看護 | 19:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Father's Day

あの日、親父から届いた支援物資は心の支えになった、、、。


「何か欲しいものはない?」と聞くと、今年も「何もない」と言う親父。
わざと父の日より早く、仙台の牛タンを送った。
「おとうさん、『美味しい』って食べてしまったよ」と母親からの連絡。

『〜の日』は関係ないんだな、、、いつもありがとう。

| リハビリ | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
綺麗です!

先日、訪問の途中〜車の中から見えた景色です!
とても綺麗なので写真を撮りました!

素晴らしい景色です・・・・・素晴らしい宮城・・・東北・・・です!

                          
      


風に乗ってフェリーの汽笛の音が聞こえる・・・・・そんな街で育ちました。
住宅が増え、商業施設が増え・・・いつの間にか海に近いことを忘れていたような気がします。
あの日、私の育った街は、大きく姿を変えました。
正直!心がボロボロになり・・・苦しかった・・・
いまだに、道路に どこから流れてきたのか? 水の跡を見ると!! ドキッ!!として・・・
あの日、海水が迫ってきたこと・・・・ 皆!必死で逃げたこと・・・・思い出し 心が苦しくなります・・・

でも・・・こんな素晴らしい景色を見ると・・・!!

大丈夫!・・・ 必ず 復興できる! そう思えるのです。

私の大好きな・・・大切な・・・故郷・・・必ず取り戻そう・・・

歩みは前へ・・・顔を上げて進もう・・・

少々悲しい話になってしまいましたが、
これからも、素晴らしい宮城の景色を見つけたら!
写真を撮りたいと思います。
その時は、また投稿しま〜す

                                        久しぶりに投稿したMAMAでした    

   

| 看護 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
東北思い出写真館
 

2011年3月11日、東北から関東までの広い範囲を襲った地震や津波の被害によって、多くの街が、その姿を大きく変えてしまいました。


被災地からは「まるで戦場のようだ」というレポートと共に、被害の深刻さを伝える写真や映像が数多く届けられています。


陸上に乗り上げたままの船舶や、押し流された家屋、車、破壊され尽くした街並みは、日本全国へ、そして世界中へ、被災地の深刻な状況を伝えるという意味では大きな役に立っています。


一方、被災地からは、一瞬にして失われてしまった故郷の風景、その被災地前の姿を少しでも良いからもう1度見たい、という声が聞こえて来ました。

幼い頃遊んだ場所、懐かしいわが家、二度と会えない光景と一緒に、大勢の方々の、沢山の思い出が失われてしまいました。


皆さんの中に、被災前のこれらの地域で、撮られた写真をお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか。ちょっと通りがかったときのスナップ写真1枚でもいい。
その背景に、偶然写っているものは、どなたかの大切な思い出の場所かも知れません。


被災した地域を訪れたことのある皆さん。
どうかディスクの中に残されている、皆様のお写真をご寄贈下さい。
地震や津波のために思い出の全てを失ってしまわれた皆さんに、どうか思い出を分けて差し上げて欲しい。
このサイトは、そんな思いから生まれたサイトです。



上記は、「東北思い出写真館」サイトからの引用文です。
私は偶然このサイトを発見して、大きく心を揺さぶられました。

きっとこの思いに共感される方は多いと思います。

あの頃の「日常」を撮影した写真を、共有してみませんか。


東北思い出写真館のサイトは

http://www.tohoku-pics.net/

です。





ちなみにこれは、私が携帯で撮影した仙台港中央公園です。

皆さんも「元気な頃の、街の1枚」を、是非投稿してください。






すー


| 看護 | 17:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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